英検準1級のTOEICとのレベル、リスニングやリーディングの勉強法

みなさん、こんにちは。華山です。みなさんは、語学学習を毎日頑張っていますか。特に検定試験は語学を続けていく上で大切なモチベーションになりますよね。

そこで今回は、実用技能英語検定、英検準1級へ最短で合格する方法をご紹介します。

英検準1級のレベルとは

まず、簡単に英検準1級とはどういったレベルなのかご紹介します。

TOEICとのレベルでは

TOEICでいうと730あれば受かると言われています。全然高くないですね。ただ、TOEICと違って、ライティングとスピーキングがあるところは対策が必要です。総合的に見れば、英検準1級の方が少し難しいです。

国際基準では

CEFRと呼ばれる語学のレベルでは、B2レベルになります。海外の大学に留学して英語の授業についていけるレベルと言われています。個人的な肌感覚でいうと大学は厳しいかなと思うのですが、最低限のラインというところでしょう。

逆に言えば、多くの大学が留学要件としてB2以上を求めてくるので、英検準1級を取得していればよいのです。

大学のレベルと比較

また、大学中級レベル と言われているので大学生で英語を武器にしたい人は、ぜひ取っておきたい資格です。余談ですが早慶上智の難関私立大学の英語の入試は英検準1級レベルとも言われています。

英検準1級の対策

試験の概要

さて、では実際の対策です。 英検準1級の試験には、1次試験と2次試験があります。1次試験がペーパー試験で、リスニングとライティング、リーディングがあります。

そして2次試験では、面接によってスピーキングをテストします。1次試験で一定の得点率、6割から7割取れなければ2次試験には進めません。そのため、しっかりとまずは1次試験の対策をするようにしましょう。

おそらく英検準1級を狙っている人ならば、TOEICの対策をしているでしょう。リーディングとリスニングは、馴染み深いもので得点源になります。

リーディングの対策

特に英語のリーディングは、比較的簡単なのでここで取らなければ合格が望めません。まず簡単なのが、リーディングの大問2と3です。空欄補充と内容一致問題で、センター試験の英語と問題形式が近く、内容が少し難しくなった程度です。

英文を読んで消去法でも答えられますし、それっぽい英単語や文を選ぶだけで正解になります。ここでまず稼ぎましょう。大問2,3で8割の正解率を取りたいです。

 

一方の大問1は難しいことで知られています。短文の空欄補充のですが、語彙が半端なく難しいです。学校で普通に英語の授業を受けているだけでは絶対に登場しないような単語が出てきます。英検準1級の単語帳を使って、単語力を補充しましょう。

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ただ、本当に難しいのでここは、得点率を6割を目標にしましょう。

リスニング対策

そして、リスニングです。問題によっては、長文を読まれるので、集中力が必要になります。英語以前の問題になりますので、自分で集中力を高める方法を身につけるべきです。個人的には、目薬などをリスニング前にすると集中できました。

まず、大問1は会話形式なので比較的聞き取りやすいです。登場人物はだいたい、男の人と女の人が出てきて何かを相談しています。「この後女の人は何をするでしょう」というような質問が出されます。

ただ少しトリッキーなことがあって、最初に何か決めてから予定を変更するなど、注意して聞かなければなりません。順を追って何をしたのか把握するように努めましょう。

 

大問2は1人の人がずっとナレーションを喋ります。ただ、ナレーションがとても長いので集中力を途切らせないようにしましょう。そして、話の大まかな流れを意識するようにしましょう。細部は忘れても大丈夫です。何をして何をしたという流れが分かれば、問題に答えることができます。

大問3は、リーディングとリスニングの組み合わせです。まず前提条件を読んだ上で、問題文を聞いて 適当な答えを選びます。正解を探すというよりは消去法で消していく方が無難です。10秒の間に置かれたシチュエーションをパッと読んで速読できるようにしましょう。

リスニングもどれも長くて難しいのは本音ですが、会話文問題が1番馴染みやすくて得点源にしやすいと思います。リーディングに比べても点数を稼ぎやすい問題ですので、7割から8割全体を通して取るようにしましょう。

ライティング対策

ライティングの対策は得点を稼ぐ答案を作るよりも、減点されないように回答することが原則です。具体的には、自分がうろ覚えの単語の使用を避けて、高度な文法を使わず短く文章を切って簡潔に書くことです。

問題にあるキーワードを使うことと、序文・本文・結論という英語のフォーマットに合わせて書くことです。あいまいな単語も、自分で知っている他の英語を置き換えて、スペルの簡単な単語の方が減点されにくいです。

面接対策

面接ですが、ここであまり落とされることはないと聞きます。英語がたどたどしくても、イラストなどを見て状況を説明できるようなトレーニングを積んでいけば、合格は十分に可能です。ポイントとしてはこの日常生活でシチュエーションを英語で表現できるように鍛えておくことです。

僕が使っていた参考書は、こちらです。

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勉強法は、準1級の問題をどんどん解くことでした。英検の頻出問題を解くことによって、本番慣れしてさらには解き方などが身につきました。

一方で、単語帳は速読速聴英単語というものを使ってました。

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そちらは特に英検準1級に特化した単語帳ではありません。幅広く単語を覚えるため使用していました。ただリーディングの語彙力を見るパートでは、得点率が5割程度だったので相応の単語帳は買うべきです。

そのため、速読速聴と、英検準1級の単語帳をやっておくと間違いはありません。

まとめ

今回は英検準1級に合格する方法をご紹介しました。英検準1級まで来ると英語が得意な方に分類されると思います。しかしながらゴールとしてはあまりにも低いです。1つのモチベーションにして、これからも英語学習に励みましょう。ぜひ、みなさんの参考になれば嬉しいです。