TOEIC800点のすごさとレベルは?おすすめの勉強法と参考書紹介

みなさん、こんにちは。華山です。TOEICの勉強をみなさんも頑張っていますか。

TOEICの勉強はとても大変ですが、点数が伸びてくると楽しいですよね。

特にTOEIC800点を目標にしようと思っても、どれだけ勉強すればいいか疑問に思ったことはありませんか?

そこで今回はTOEIC800点を狙う人たちに向けて、TOEIC800点のレベルやすごさ、おすすめの問題集などについてご紹介します。

こちらは大学院在学中に執筆したTOEICの対策本です。

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TOEIC800点のすごさ

すごさと評価

TOEIC800点は、全体で見れば「すごい」と言われ周囲から「英語が得意なんだね」と認めてもらえるレベルです。

しかし、TOEICで800点を取ったからと言って、英語がペラペラになるというわけではないです。

全200問のうち、およそ175問ほど正解しなければならないので、正答率は75%程度になります。

TOEIC800点のレベル

TOEIC800点というのは、全体の上位10%です。10%というと、かなり上のように思えますね。この得点は野村不動産、住友不動産、外資だと韓国ヒュンダイ、LGなどの採用条件となっています。

キャリア的にもかなりよいところを狙えるようになるのがTOEIC800点というレベルです。

TOEIC800点に必要な勉強時間

TOEIC800点に必要な勉強時間は、0からだと2000時間です。

100点スコアを上げるために、250時間程度の学習時間が必要とされています。そのため、250×8で2000時間です。

700点からだと250時間なので、毎日2時間ほど学習して7.5ヶ月かかる計算です。勉強時間が確保できない日も含めると長い人で1年かかります。

逆に学習時間が確保できる人なら半年くらいでいけそうです。

大学の入試レベルなら

大学入試において、TOEICのスコアを出願要件としている大学があります。

国公立大学では、京都大学の農学部の特色入試において概ね800点レベルとなっています。

一方で、私立大学では800点ちょうどというのはあまりなく、上智大学の法学部の学校推薦で785点、また同じく、明治大学の国際日本学部の自己推薦特別入試にて785点を要求されています。

そのため、MARCHから京大レベルの英語力と言っていいでしょう。

ちなみに、こちらに全大学の出願要件が掲示されています。

一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会

大学の入学試験におけるTOEIC Programの活用状況についてのページです。…

大学生がTOEIC800点を取った場合

大学生がTOEICで800点を取得すれば、就職活動で有利になります。

特に以下のようなメリットがあります。

  • 英語が得意という印象を持ってもらえる
  • 努力ができる人間だと思ってもらえる

大学生の中でどれくらいの割合なのか示すデータはありませんが、全TOEIC受験生の中で上位12%から10%の中に入っているので、大学生の中でもそれくらいの中に入っているでしょう。

ちなみに、TOEICは社会人の方が点数が高く出るので、それを考えると大学生の中ではさらに高い位置にいるかもしれません。

TOEIC800点でどの企業の転職は狙える?

TOEIC800点を取得して転職するならば、一例として以下のような企業が狙えます。

  • 楽天株式会社株式会社コナミデジタルエンタテインメント(ゲームプランナー)
  • 株式会社サテライト(海外担当)
  • 大阪ガス株式会社(国際会計)

海外の人々とコミュニケーションを取る場面が出てくる職種なので、英語を使って業務ができることを期待されるでしょう。

TOEIC800点を狙う勉強法

基礎が重要

それでは、どうやってこの点数を取るのかというと単純です。このレベルはきちんと基礎ができていれば得点可能です。これから上に行くと、もう少し1歩踏み込んだ学習が必要です。逆に言うと、基礎ができていないので800点が取れないのです。

いかに基礎を完璧にすることができるかというのが、800点が取れるかどうかの境目になります。ここが分かれ目という訳ですね。

使うべき参考書

その基礎をどうやってつけるのかというと、非常に単純でオーソドックスですが、公式問題集をやり込むことです。まずは、これに尽きます。公式問題集というのは大学の赤本のようなもので、TOEICが出してきそうな問題がたくさん詰まっています。

TOEICのテストを制作している会社が出している問題集なので当たり前といえば当たり前ですが、これをいかに使うかが得点力アップになります。

この公式問題集なのですが、毎年ラインナップが増えています。数年前は公式のガイドブックと公式問題集1,2だけだったのですが、2019年には3,4,5が増えています。これからも増えて行くでしょう。

単語帳はこれです。

公式問題集購入のポイント

公式問題集を購入する時には、できるだけ番号の高い数字の物を購入しましょう。やはり、TOEICには時代の波があってその時に出やすい問題があります。できるだけトレンドを抑えた問題集を使用するのが1番なのです。

もちろん、数年に1回問題の形式自体が変更されることがあります。たとえば、数年前からテキストメッセージ形式の問題が出題されるようになりました。これはおそらく、ビジネスでもテキストメッセージでのやり取りが一般的になったからです。時代のトレンドを反映しています。

そうなると、新形式に対応した問題集が必要となるので最新の問題集の方が新形式に対応している場合が多いです。最新のをやることが肝心です。

公式問題集の解き方

では、どうやって問題集を使用するのが1番でしょうか。大学受験の赤本と一緒で、何度も解くことです。

最初は1通りやってみて、答え合わせをします。そして2回目をやってみて、間違えた問題の部分がなぜ前回外れだったのかということを意識しながら解きます。そうすると、すべて正解になるはずですが現実はそこまで上手く行きません。

そして、3回目からは間違えたところだけを1周するという感じです。それでさらに間違えたら、間違えた部部をもう1回します。

全ての問題に対して不正解がないくらいになれば完璧です。そして、最後にもう1回通しで100点を取れるようにやってみるという流れです。これを繰り返すことがポイントです。

また、本番のTOEICでは時間が足りなくなることが予想されます。そのため、0.8割の時間ですべての問題を解けるようにしておいた方がよいでしょう。

まとめ

今回はTOEICで800点を取る勉強方法をご紹介しました。公式問題集をいかに解くかというのがポイントです。そして、基礎を身につけることが得点力アップになります。そうすると、900超えも見えてきます。

ぜひ、この記事を参考にしてみなさんもTOEICを頑張ってください。

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