【卒論の書き方】文系学生が最短で書き上げる方法を大学院生が解説

みなさん、こんにちは。華山です。大学生のみなさんは、就職活動も大変ですが、本来の身分である学業にも力をいれないといけませんよね。

その中でも卒業論文はかなり大変で、就活と重なると卒業が危なくなります。なんとかして、卒業論文を書き上げたいところです。そこで今回は卒業論文をなんとか完成させたいという人のために文系の卒業論文の書き方についてご紹介します。

卒論の書き方

レポートと論文の違い

さて、まずは大前提として卒業論文がどういったものなのかおさらいしましょう。卒業論文とは、いわゆる4年間の総まとめで、今まで勉強してきたことをまとめるようなものです。

大学から入学して1m2年生の時に一般教養や基礎科目を受けて、3年生あたりから専門科目やゼミに入ることになりますよね。だんだん、自分の学科の専門分野の色合いが強くなるものですが、その専門分野の中でも極限まで専門性を高めた物が卒業論文です。

 

ただし、注意したいのは総まとめと言っても、レポートを書いてはいけません。レポートは知った事をかき集めたものです。卒業論文は知った事をまとめた上で、足りないものを見つけて新しい発見を提言するものです。

レポート:調べたことをまとめたもの
卒業論文:調べたことをまとめた上で、誰も言っていないことや発見を書いたもの

テーマ

たとえば、政治に興味があって入学してきたとすれば、ゼミでおそらくさらに分野を狭めた、たとえば、外交などのゼミに入ります。その外交の中でも1960年代の日中外交などかなり絞り込んだテーマで書くのが卒業論文です。なんとなく分かりますかね。

そのため、テーマが決まっていない人は早く絞った分野のテーマを決めましょう。
ここでのポイントです。なぜ、教授が「テーマを早く決めろ」というのが分かりますか。それほどテーマが重要だからです。

 

また、テーマを決めるときのポイントですが、新規性が問われます。新規性というのは、世の中の論文に書いてないような新しい発見を書けということです。

どうするとよいか、分かるのが外交の例です。政治というテーマでは漠然として知られていることもあります。

しかし、政治の中の外交のさらに1964年の日中外交ならどうでしょうか。かなりピンポイントなので、誰も議論していない事が多いです。これはラッキーで後は書きさえすれば、新規性のある論文になります。こうしたピンポイントのテーマを見つけることです。

卒論の目次や構成

テーマがイメージできたら、次は実際に書きます。一般的な卒業論文は、問題の所在、問題提起、分析、考察、まとめ、参考文献で構成されています。ぶっちゃけて言うと、この体裁さえ守れていればほとんどの場合卒業可能です。

卒業論文の書き方

では、みんな気になる具体的にいかに最速で卒論を書くかということです。

とりあえず、序章を書く(問題の所在、問題提起)

テーマが決まった日にやれることは、まず、序章を書きましょう。序章でこの論文でどういったことをやるのか、興味があることを書きましょう。ここは最後に訂正することになるので、とりあえず書いて思考を整理してアイディアを出すべきです。

具体的には、今世の中はどうなっているという事を述べます。それで、起こっている事柄は実は検討すべきなのではないかと問題提起します。

先行研究を書く

続いて序章を書いたら、自分が書きたいテーマですでにどんな研究があるのかチェックします。大抵のテーマでは、すでに研究が進められていることが一般的です。CinniGoogle Scholarを使って論文を検索しましょう。

 

Google Scholar では、さまざまな学術文献を簡単に検索できます。多岐にわたる分野と出典の論説、論文、書籍、要…

論文を見つけたら簡単な要約を自分の論文に書いてまとめます。同じような論文を集めて、これを何回か繰り返します。

たとえば、A,B,Cという論文が見つかったとすれば、「Aは〜と言っている、しかしその点についてBはこうだと反論するが、一方でCはどちらも間違っているという」というようにつないでいって、文章にします。

 

そうすると、どこかで先行研究でやられていないところや、触れられていないところがあるはずです。その分野の研究をするのが卒業論文です。

たとえば、「先行研究で寝る前にコーヒーを飲むと眠れなくなるということが書いてあった。しかし、具体的にはどれくらい飲むと眠れなくなるのかまでは述べられていない。この点について検証する」という感じです。

世界を変えるような論文は書かなくていいので、ちょっとした視点を変えたことや、論文の穴を埋めてあげれば卒業論文としては十分です。

調査の分析と考察

そして、その問題の発見が問題提起になるので実際に調査を行いましょう。卒業論文だと、多くの人がアンケート調査を行っています。1番実行しやすいですからね。そのため、アンケートで調査できるような調査内容にすると、卒業論文が制作しやすいです。

そして、調査が終わったらまとめです。グラフや表でまとめて論文を発展させましょう。ちなみに、調査の結果で分かったことを自分なりの言葉の考察でしっかりと書くと教授からの評価も大きいです。調査をして満足する人もいますが、この辺りを膨らませるとよい点数をつけられます。

参考文献など

そして、最後に今まで参考にした論文や書籍などを一覧として貼りましょう。ちなみ参考文献の書き方にはAPA、MLAなどいくつかあります。どちらでも自分が書きやすいもので書くべきですが、混同は避けましょう。

意味がわからない人は、論文の書き方なのでしっかり覚えてください。ここまで来たら後は表紙や要旨を加えれば完成です。

提出は余裕を持ってしましょう。そして、教授や調査に関わってくれた人への感謝を謝辞として最後のページに書きます。謝辞というページですね。

参考までに、論文を引用した時の参考文献の書き方です。

APA:作者名. (出版年). 論文記事タイトル. 論文タイトル, 巻数, 号数, ページナンパー.
MLA:作者名. “論文記事タイトル.” 論文タイトル 巻数, 号数 (出版年): ページナンバー.

文字数や何ページ書けばいいの?

よくある質問です。最低限1万文字は欲しいところですので、2万字を目安に書くとよいでしょう。ページ数も最低10ページで20ページ目安でやっていれば分量で落とされません。でも、先行研究などを書いていけば、それくらい行きます。

ちなみに所属している大学の図書館で、卒業論文サンプルや過去の卒論を見ることができます。こちらもぜひ、活用しましょう。

論文を書く上での注意点

以下、論文の5ヶ条です。

  1. 「です」「ます」は使わない
  2. バックアップは確実に
  3. 計画をしっかり立てること
  4. コピペはNG
  5. 何度も読み直す

「です」「ます」は使わない

レポートと同じですが、「〜ました」「です」というような文は使わないようにしましょう。必ず、「である」「だ」を使います。また、「〜と思う」という言い回しもNGです。なぜならば、それは自分の考えであって、事実でないからです。もし、自分の考えを述べたいと時は、「〜と考えられる」「ではないだろうか」とまとめましょう。

バックアップは確実に

レポートでも経験があるかもしれませんが、なぜか論文はデータがよく消えます。書き上げる直前で全てデータがなくなって、卒業できなかったということも実際にある話です。クラウドを使いながらデータをバックアップしましょう。「Googleドキュメント」がおすすめです。

計画をしっかり立てること

「計画」は重要です。授業のレポートなら先生の温情で何とかなりますが、卒論は無理です。学事で提出の日程が厳格に決まっているので、交渉は無理です、前もって仕上げておきましょう。できれば、締め切りの数日前に提出するべきです。

コピペはNG

コピペは絶対やってはいけません。コピペをしていないかチェックするソフトがあるので、すぐにバレます。学位剥奪になったら4年間の学費もムダになるので、論文だけはしっかり書きましょう。

ちなみに、何かを引用する時は必ず出典(ソース)を明記しなければ、コピペしなくても、剽窃になる場合もあります。

何度も読み直す

できた論文は何回も見直すべきです。誤字や脱字があれば、審査で不合格になります。20回以上読み直して、何かおかしい表現はないか、分かりにくい部分はないかしっかりと見直すべきです。

まとめ

今回は文系卒業論文の書き方についてご紹介しました。テーマがぼんやりと決まれば、すぐに論文の精査に取り掛かりましょう。そうすることで、これなら書けそうという自分の論文のアイディアも生まれます。本気で取り組めば1ヶ月で大丈夫です。

ぜひ、みなさんも参考にして素敵な学生生活を送ってください。

こうした本も不安な方は読んでみてください。

関連記事

みなさん、こんにちは。華山です。大学生の間にしておいた方がよい事ってたくさんあると思いますが、その中に読書があります。 そこで今回は、大学生のうちに読んでおきたい本についてご紹介します。 学生にすべきことは読書! ボクも大学生の時[…]

関連記事

メモって取ったことありますか?みなさんも大事だなと思うことや、忘れてはいけないことなどメモを取った経験があると思います。でも、メモそのものに注目したことがないですよね。 そんなメモに注目した書籍が『メモの魔力』です。 こちらはSHOW[…]

関連記事

就職活動の時期になりましたね。みなさん頑張っていることでしょう。「何月開始」などと言ってるくせに、既に内定を所持していたり、早いうちから内定を獲得していたりする人がいて、周りを見て焦ってしまう人が多いんではないでしょうか。 精神状態す[…]