本・執筆活動

小説

GIFT

「才能って何だっけ?」

持って生まれた能力、才能。それはその人にしかない個性である。ルックスとなって表れる者。運動神経に現れる者。はたまた頭の良さとなって現れる者。人それぞれである。それゆえに天からその才能と運を受け取った者しか就けない職業がある。アイドル。モデル。バンドマン。スポーツ選手。アナウンサー。官僚。弁護士。医者。パイロット…
誰しも一度は憧れる職業だ。ガキの頃の夢と言って片付けてしまった人も少なくはない。けれども諦めきれずに夢を追う若者たちがいるのも事実だ。これはそんな若者たちを描いたお話である。

恋する仮面浪人

「こんなところにいてたまるか! 本当に欲しいものはまだ手に入ってないんだよ!!」

そう心に叫びながら大学に入学した川上悠二。志望校の早稲田に不合格になり、合格して絢香という好きな女の子に告白するという夢も消えてしまった。不本意ながら入学した大学で、仮面浪人を決意する。そんな中クラスメートとなる絢香そっくりな有希という女の子に電車の中で出逢う。仮面浪人の受験勉強をしたいという想いと、有希が誘うサークルや恋愛の大学生活の誘惑を上手く天秤にかけてやり抜く事はできるのか?1年続けた仮面浪人生活の先に待ち受けるものとは一体…?

BAG PACK HACK

バンドマンのボクは2015年ごろに「ミニマリズム」に出会ったことがきっかけでミニマリストになり、テレビやベッドのないシンプルな生活を始めました。そしてどんどん、持ち物をコンパクトにして辿り着いたのは「もしかして、家いらなくね?」という考えでした。

現在では、ウィークリーマンションやマンスリーホテルも増加しており住居は簡単に変えられる上に、これらの物件には家具もついています。ボクはちょうどマンションの契約期限を迎えることもあって、思い切って全部の家具を手放してスーツケースとバックパックに全ての所持品を入れ込んでみました。

ミニマリストの視点から見ると、重くて場所を取るレザージャケットがあったり、音楽機材なども持ち歩いたりしていることに違和感を覚えるでしょう。しかし、ボクにとって音楽の機材やファッションはアイデンティティであり手放せないモノなのです。自分らしさを保ちながらシンプルさを追求した結果、自分が厳選した大好きなモノに囲まれて過ごすことになりました。

最初から持ち物の容量を決めているので、無駄なモノが増えません。ぜひ、本書を通してその想いを感じ取っていただければ幸いです。特に、ミニマリスト、ノマドワーカー、バンドマンといったカテゴリに属する人はビビっと来るアイテムやボクの想いがあると思います。

ちなみに、この本は全てボクひとりで作成しています。障子紙の上にアイテムを置きスマホで写真を撮って、MacのPagesで文章とレイアウトを作成してます。経験なしで感覚だけで作ってますが、そのあたりも暖かく見守っていただけると嬉しいです。

ブロガー

「華山未来研究室」というブログを運営しています。ミニマリスト、ノマドワーカーとしてモノのレビューなど生活改善情報を発信中。

華山未来研究室